第190話 はなれの大事

俺がんばれ。がんばれ、俺。
かじです、こんにちわ。

初霜の目付にこころゆるすまじ
これぞはなれの大事なりけり
田宮流伝書

素早く抜きつけろということでしょうか。
初霜とは最初に降りる霜ですが、ここではその時のような薄い霜の事を言っているそうで、朝日に当たるとすぐに溶けてしまうのでそれを例えて言っているということです。

初霜の目付:敵の吭にすばやく抜き付ける目付
はなれの大事:抜き付けの大事

秘伝であるので、隠語といいますか、このような言い回しになっているそうです。ちょっとカッコイイですね。

簡単に書いていますが、必殺でなければいけないので先人は命を掛けてこれを体得しようとしたんでしょうね。

初霜のように抜き付ける

稽古は嘘をつかない。

終わり良し

第189話 心の水に澄む

三日で飽きても良しとする。
かじです、こんにちわ。

水月をとるとはなしに敵と我
心の水に澄むにうつらう
(田宮流伝書)

水月とはなんとも聞こえの良い言葉ですね。

今回の水月は”みぞおち”の意味ではありません。

水に映る月、日本では様々な場面で水月という言葉を聞きます。
(さまざまな場面はGoogle先輩に聞いてください)

去年あたりに伝書のことを書きましたが、今回は追随するものです。

景色が映る水は、居合を志す者が目指す心の状態です。
水(自分の心)が月(敵)を求めるのではなく、月が映ってくるわけです。

心を澄ませておけば、敵の攻撃が分かるということだと思います。

前回の『袈裟の一太刀』に通じるものがあります。

ちょっと難しい。

終わり良し

 

第188話 袈裟の一太刀

まだ若いんだぞ。
かじです、こんにちわ。

『林崎明神 ご神託』

たとえ大罪悪人に直面するとも
抜くな 抜かすな。斬るな 斬らすな。殺すな 殺されるな。

話して懇切に説法し善人に導くべし
万一、従わずして是非ともなれば
袈裟打ち掛けて成仏せしめよと宣せられとある。

居合を学ぶ者の基本精神とされていますので、居合を修行する者は一度は聞いたことがあると思います。

世論の風潮は厳罰化しつつありますが、「従わずして是非ともなれば」なので処罰も致し方なし。

『袈裟の一太刀の教え給ふこと、全く人を害せよとのおしへにあらず。』
『只我難を逃れ、我が身に罪なき事のおしへ也。』

居合道を正しく真剣に学び、心身を練磨して旺盛なる気力を養い、居合道の特性を通じて、礼節を尊び、信義を重んじ、誠を尽くして常に自己の修練に努め、以って国家社会を愛して広く人類の平和に寄与せんとするものである。

終わり良し

 

第187話 一年の計、一年の顧

お久しぶりです。かじです、こんにちわ。
年始の挨拶もしてませんで、こんな時期になってしまいました。

1年の計は元旦にあり。
何か目標でも立てましたか?

回覧板に近所の中学校の配布物が入っていました。
うろ覚えですが少し紹介します。

「年始に目標を立てる人は多いが、年末に1年を振り返って感謝する人はあまりいない」
と言っていました。
他にもいろいろ言ってたんですが、興味が無かったので省きます。

まあ、忘年会っていうぐらいで年忘れしちゃいますもんね。
でも忘年会とかで1年を振り返ったりしますよね。

修行って過去を覚えていないと意味が無いですよね。
1年が始まろうとしているときに、今までの1年を十分に振り返りたいものです。

今日より明日ですが、今日があるから明日がある。

大して忙しくもなかったのですが、随分間があいてしまいました。
これから飛ばして行きたいところですが、ぼちぼちやっていきます。

今年も読む人が居ても居なくてもやっていきますんでよろしく!

終わり良し