第133話 平家物語

クリスマスイブ、暇な人たちに贈ります。
かじです、こんにちわ。

みなさん中学、高校と国語の授業で平家物語を勉強したと思います。
たぶん
「扇の的」

「敦盛最期」
ではないでしょうか。

大体の内容はみなさんも覚えていると思います。

また読み返してみたのですが、これって中学、高校でやってもちゃんとわかるんだろうかと思いました。
分からない単語が多すぎて、平家物語のリズム感や臨場感が伝わらないんじゃないかと。

そうこう難しく考えてましたが、それはそれでいいんじゃないのかと思い直してみたり。

「あぶみをならべて・・・」
⇒どんな風景なのか?あぶみってなにか?
「鎧直垂をといてみければ・・」
⇒直垂ってなにか?
「鎧の袖をぞ濡らされける」
⇒軍記物語の常套句

こういうのが分かると古典も面白くなってきます。

日本人が必ず学ぶ平家物語、深く読めば日本人の本質が分かる気がします。

 

第132話 木守

ビートルズが嫌いな訳じゃないんです。
かじです、こんにちわ。

Conference of the Parties
生物多様性条約第10回締約国会議

中学校の時事問題で出題されていました。
結構難しい問題が出るもんですね。

『第128話 柿の木』で紹介した柿の木、まだ残された実がありました。
上の方だけ残っていてあとは収穫されたようです。
なぜ残しているかを、またあの時のおじさんに聞きました。
『鳥の餌になるから残しておく』んだそうです。

いわゆる『木守』です。この場合は木守柿ですね。
動物たちの為に残すとか、旅人の為に残すとか言われています。

現在は木守よりもただ単に収穫する労力が無く「残ってしまった柿」が多いように思います。
猛暑で木の実が減って、熊などがそれを狙うんでしょうか。

生き物の共存ってすごく身近なところにあるんですね。
居合の精神も、共生共存の精神も、後世に残すものだと思います。

 

第131話 セキュリティ

師走とは言ったもんです。
かじです、こんにちわ。

近年、セキュリティに関して非常に意識が高まってきてると思います。
カードキーなんてのは随分前から出来てたし、指紋認証、静脈認証なんてのもありますよね。

昔の人ってどうしてたんでしょう。

意外に鍵の技術は日本も結構なものがありました。
文化は大体中国大陸から渡ってきてますが、唐の時代に『海老錠』というのが伝来したのがきっかけっぽいです。
遣唐使ってのは偉大ですね。えらい。

そこから江戸時代になって平和になったころから刀鍛冶などが鍵を作るようになったようです。

鍵の作成が盛んになったころから『からくり錠』というのが出てきたらしく、日本の錠前師の技術が凄い事になってたみたいです。
(例により、詳細はGoogle兄さんに聞いてください)
なんでも、普通に鍵穴に鍵が入らないとか、下手にいじると空砲がなったりと凄いらしいです。

しかし、多くはつっかえ棒(しんばり棒)であったり、お金がある人は「門番」だったり、そもそも鍵なんて無いなんてのもあったようです。
盗まれるようなものなんて、庶民には無かったのかもしれませんね。

年の瀬近づいてます。ラストスパートです。

 

第130話 地名のもの

自称厳しい人。
かじです、こんにちは。

室町幕府って京都の室町に幕府を開いたから室町幕府ですよね。
ここから足利将軍家は室町殿と呼ばれるようになります。
(源頼朝は鎌倉幕府なので鎌倉殿と呼ばれました。)

でも、室町って聞いてしっくりこないのは私だけでしょうか。
中学生に聞いても同様で、関東に住んでいるせいか室町というのがピンときません。

室町時代に六波羅探題という朝廷を監視する組織が出来ましたが、これは京都の六波羅という場所にありました。
歴史を教えるときに、この「京都の六波羅ってところにあるから」というのを教えないと印象付きません。
こっちの人には六波羅って言われてもなんだかわかりませんよね?

歴史を教えるとき、理由を教えないと意味がわからない事が多々あります。
・北条は執権で足利尊氏は征夷大将軍。それはなぜか
・藤原さんは藤原鎌足の子孫なのか
・朝廷ってなんで朝廷なのか

等々

そのまま覚えようとすれば覚えられます。
ですが意味がわからないまま過ぎてしまっている事って多いです。

人に物を教えるとき、何に疑問があるか、意味が分かっているかを確認すると逆にこちらが気づかされることがあります。

教えること=自らも学ぶこと

ということでしょうかね。

 

第129話 辞める理由と続ける理由

既得権益には拒絶反応が出ます。
かじです、こんにちわ。

先日、当会代表が教士の称号を取得しました。
剣道連盟のページに名前が掲示されるのですが、全部で33名。
意外に少ないと思ったのは私だけでしょうか。

日本の国技である剣道、剣道と居合は車の両輪といわれますが、それにしては少ない数だと思いました。

剣道の入り口は大部分が学校だと思います。
居合道の入り口はどうでしょうか。大学あるいは社会人になってからではないでしょうか。

剣道、居合は大人になれば趣味として続けることですが、趣味を始める理由、辞める理由というのを考えてみました。

当会の会員に始めた理由を聞くと、刀や武士へのあこがれであったり、運動の為であったり、御年配の方だと老後の趣味であったりとしています。
逆に、あまり聞けないのが辞める理由。
これ、残念なことに無言で辞めていかれる方がいるので聞けない事が多々あります。

推測するに、時間的なことだったり、辞めたいからなど何となくだったり、億劫になったりだと思われるのですが、継続年数が上がるにつれて辞める理由というのがしっかりしたものとなるようです。

思い出すと、学校などで部活を辞めようとするとなぜだか非難されたり説教されたりします。
趣味としてだけではなく、いろいろな意味での教育というのも含まれているからだと思いますが、お互いに納得してもらいたいものだと思います。

当会は入会自由、退会自由としています。
始めるのにも辞めるのにも特に理由を必要としません。

私が居合を続ける理由、言葉では正確に著すことはできません。
微妙に変化していっているかもしれません。

何かを辞めようと思った時、続ける理由というのをちょっと考えてみてはいかがでしょうか。

ちょっとまとまり悪かったでしょうか。

 

第128話 柿の木

隣の芝は青い。
かじです、こんにちわ。

秋から初冬にかけ、柿の木から葉が落ち、実だけになってるのを良く見かけます。
柿をあまり食べなくなったか、渋柿ならば干すのが手間なのかそのまま収穫されずに残っている方が多いような気がします。

私が使用している駐車場の横に柿の木があり、実がたくさん生っていました。
御年配の方が高枝切りハサミで実を収穫しているので、1つもらおうと声を掛けてみました。
駐車場にかかっている枝の実だけを切っているので、単に車に落ちるといけないので収穫しているんだろうと思いました。

聞いてみるとその柿、甘柿だけど甘くならなかったらしく食べられないとのこと。
病気かなにかで甘くならなかったんじゃないかということと、甘いかどうかの見分け方を教えてくれました。

ちょっと剥いてみて、黒ずんでいるのがあると甘いそうです。
また、実の一部が甘くても全部甘いとは限らないそうです。
そして、甘柿が渋くなっても渋柿とは違って、干しても干し柿にはならないそうです。
なのでどうやっても、もう食べられません。残念。

良く庭先に植えられている柿、食べないでもったいないなぁと思いつつ。

いろいろ教えてくれたおじさんに感謝。
教えてもらうというのは楽しいなと思った出来事でした。

桃栗三年柿八年
居合道八段最年少でなっても46歳