第81話 名馬

やっと時間がとれました。
かじです、こんばんわ。

また若い会員が入会しました。うれしいことです。

今日は武士にとって重要なものの一つ、馬です。

・摺墨(磨墨)するすみ
梶原平三景時の嫡男・梶原源太景季が頼朝より賜った馬

・生唼(生食・池月・生月・生食・生喰とも)いけづき
佐々木四郎高綱が頼朝より賜った馬

<平家物語より説明文>
佐々木四郎高綱の給はられたりける御馬は、黒栗毛なる馬の、きはめて太うたくましきが、馬をも人をも傍を拂つて食ひければ、生唼とは附けられたり。八寸の馬とぞ聞こえし。梶原が給はつたりける御馬も、極めて太うたくましきが、まことに黒かりければ、摺墨とは附けられたり。いづれも劣らぬ名馬なり。

木曾義仲を討つときに各々が頼朝より賜ったわけですが、それにより宇治川の先陣争いという有名な物語が発生します。
平家物語には面白い逸話がもうちょっと載ってるんですがここではとりあえず深く触れないとして、名馬を賜ったということで決死の覚悟で戦場に向かい、佐々木が先陣(1番手)、梶原が2番手になりました。

大将クラスの武士が先頭になって突っ込んで行くって正気の沙汰じゃないですよね。。。

たまには武器ではないものを取り上げてみました。
武士には武器以外にも馬も重要な宝物だったんですね。