第63話 長光

真剣は怖いです。
かじです。こんにちわ。

やっと真剣を手にする事ができました。

「長光」って銘が入ってます。
茎(なかご)に書いてありました。
あくまで書いてあっただけです。

長船(現・岡山県邑久郡長船町)は、鎌倉時代中期に興りました。
祖は光忠で、その子が長光です。

〝長光〟二字銘は初代の順慶長光、〝左近将監〟を二代目左近将監長光とする説もあるが両者を同一人と見なし、一代限りとする説もある。どちらが有力かは定かではない。

国宝の長光
・長光(大般若長光)
読み方: ながみつ(だいはんにゃながみつ)
生産国:備前  所有者:独立行政法人国立博物館
長光は銭六百貫の価値とされ、大般若経の六百巻と数字合いから大般若長光と号された

・長光(名物遠江長光)
読み方: ながみつ(とおとふみながみつ)
生産国:備前  所有者:(財)徳川黎明会(徳川美術館)

・長光
読み方: ながみつ
生産国:備前  所有者:独立行政法人国立博物館

・熊野三所権現長光
生産国:備前  所有者:個人 静岡県

・備前国長船住左近将監長光造
読み方:びぜんのくにおさふねじゅうさこんのしょうげんながみつぞう
生産国:備前  所有者:(財)林原美術館

とりあえずここまで

 

第62話 孫子 4 特色

やっと真剣が購入できそうです。
かじです、こんにちは。

今回は内容の特色を。
孫子は兵法書であり、君主としてあるべき姿が書かれています。
その内容で特筆すべきことは、好戦的な内容でないことです。

「百戦百勝は善の善なる者に非(あら)ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり。」

と書かれています。

老子の中に
「善く敵に勝つ者は与(とも)にせず」
とあるように、戦国時代の状況を見て国の消耗を考えてのことでしょう。

兵法的には、かなり事細かく書かれています。
私は3つの事が特に書かれているのではないかと思いました。
1.諜報活動
2.地形
3.将の資質
特に地形の事は幾度も出てきます。
ここでは深く触れませんが、用兵における地形について細かく書かれています。
それと将校の資質などにも深く触れています。

どんな時にはどうするか、言われると当たり前のようなこともあり、そうしたものがまとめられて端的に書かれています。

現在、ビジネスの世界で孫子を学ぶのは、リーダーを欲していることをあらわしているのかもしれませんね。

 

第61話 孫子 3 孫臏

居合用語の検索順位が上がってきました。
苦労しました。

孫子の話から脱線するまえに孫臏(月に賓:ソンピン)について語らねばなりません。

孫臏は孫武の家系の子孫らしいと考えられており、斉の国(今の山東省?)あたりの出身とされています。

代々兵法家で、父親は塾を営んでいました。
その門人のホウ(广に龍)涓という人物がいて、兵法の竹簡を盗もうとして破門されています。

そのホウ涓は魏の将軍になり、孫臏を参謀として迎え入れるといって騙し、魏に向かう途中に諜報の疑いで捕まえて臏(ヒン)刑に処します。
ホウ涓は孫臏の才能、家柄を妬み、自分が及ばないことが分かっていたのでこの企てを起こしました。

この事から孫臏と呼ばれるようになりました。本名はわかっていません。

※臏(月に賓:ヒン)刑:膝から下を切り落とす刑

その後、斉の人に助けられ将軍田忌(でんき)の客として仕えることになります。

有名な伝記があります。
斉王と公子(王の子)たちと田忌が馬を三組ずつ出して勝負する競馬を催した時のこと、孫臏は田忌に対して、上等の馬が出る競走に田忌の所有する下等の馬、中等の馬が出る競走に上等の馬、下等の馬が出る競走に中等の馬を出させることによって、田忌を二勝一敗させ千金を儲けさせた。
そして田忌は王に孫臏を推薦し、王は孫臏を兵法の師と仰ぐようになったという話があります。

数年後、ホウ涓を将軍とした魏軍が韓(魏の西、魏は斉の西隣)を攻めると、孫臏が田忌の軍師となって韓の救援に派遣されます。
孫臏は撤退すると見せかけてホウ涓を罠にかけます。
一日での行軍速度を計算し、釜土の数で敵兵の人数を計算するわけですが、わざと釜土の数を減らし、騎馬だけで来ることを予想(騎馬だと倍の速度で進軍してくる)し伏兵を準備してホウ涓を倒します。
これが馬陵の戦いとよばれるものです。

この戦いで兵法家としての名声が高まりました。

斉の国は太公望が建国した国で、優れた兵法家を多く排出しています。

1972年に山東省で孫臏の著した兵法書の竹簡本が発掘されたことにより、「孫子」の著者ではないことが明らかになったとされますが、先日記した通り、現在の孫子の根源をなす一部と思っていいと思います。

ちょっとまとまり悪いですがとりあえずこんなとこでしょう。
個々に深く突っ込まないのはコラムで詳細に書いても仕方ないからです。悪しからず。