第51話 試し切り

素振りで左手中指の間接にまめができました。なんでだろ。
かじです、こんにちわ。

試し切りの話が出てきたのでもう少し。

江戸時代に刀が売れなくなったときに、どれぐらい切れるかを証明して売っていたと前回書きました。
罪人の胴体を切ってどれぐらい切れるか試すわけです。

一つ切れると一ツ胴
二つ切れると二ツ胴

という風に増えていきます。

一ツ胴で業物
二ツ胴で良業物
三ツ胴で大業物
その上が最上業物

という認定がされます。
ぜんぜん切れないのはなまくらって言われます。

五ツ胴というのも存在し、江戸時代の著名な斬り手、山野加右衛門尉永久が大和守安定で五ツ胴を落し「天下開闢以来五ツ胴落」とさせたというのがあります。

そしてその上が天下五剣の童子斬安綱ですね。
六人の罪人を切ってさらに下の土壇まで食い込んだといわれています。

現在はどうするかというと、巻き藁に畳表を巻いたものを水でつけたものを切ったりするそうです。
1本が一ツ胴です。

しかし、ここまで切れ味が違うんですね。

切ったやつがほしい。

 

第50話 罪と罰

うちのカリンが1つ盗まれてた。
鋭利な刃物かはさみで切られたような感じ。
ちょっと気分わるいです。かじですこんにちわ。

首切り浅右衛門の次は刑罰です。

とりあえず死罪で行きましょう。

死罪になる要因は結構多いです。
当然ですが殺人は死罪。
しかも刑は
・引廻しの上磔
罪人を馬に乗せて街中をあるきます。
そして磔にして槍で刺します。
・鋸引きの上磔
のこぎりで切ります。
・死罪
普通の処刑。牢屋で処刑されます。
・切腹
武士だけですね。

主に目上の人に対する殺人だと罪が重いです。
主人、親などがそれにあたります。
主人や親などは傷害でも死罪にされます。

放火も死罪で、こっちはきついです。
火罪といって火あぶりにされます。当然引き廻し付きですよ。

女性は刑が1段階軽くなるみたいでした。

今回のカリンの窃盗は10両以下の窃盗なので
・重敲の上入墨
ぶったたかれて入墨させられます。

ってことになります。

悪いことはしてはいけません。
50回記念でこんな話題でした。

 

第49話 山田浅右衛門

50話まであと1話。
かじです、こんにちわ。

掲示板で切りが流行っているので試し斬りを調べてみた。

またGoogle兄さんの登場です。

題名にあるように、山田浅右衛門(やまだあさえもん)が出てきます。
いわゆる処刑人。
首切り浅右衛門である。

死罪になると首を切られるわけですが、返り血を検死官にかかっちゃまずいわけで、相当な腕前の人がやるわけです。
本来命じられた人に代わって首をきるのがこの山田さん。

首の皮を1枚残して切るという巧妙な技を持っていてその修行はかなり厳しいらしい。
なので伝承するのは養子だとのこと。

首を切ったあとはどうするかというと、胴体を無駄なく使うようです。

何にって、試し斬りですよ。
この時点は山田さんではありません。

数センチ単位で試し切りをするみたいで、切る前に肝臓を取るそうです。
切る刀は試し切りの銘をつけて売るっていう寸法です。どれぐらい切れますよっていうのを証明しないとあんまり刀が売れなかったようですね。

肝臓は薬の材料で、「慶心丸」という薬を作っていたそうです。今でも熊の肝臓を重宝しますが、人の肝臓が手に入った時代は人の肝臓が重宝されていたんでしょうね。こわいこわい。

試し切りしたい。

 

第48話 用語

ぼんくらの初書き込みが河内守国助さんの問題への解答だった事にショックを受けてます。
コラムにコメントし、問題に解答、これ管理者コラムのルールです。
かじです、こんにちわ。

居合とか剣道とか、おそらく何かしら趣味をやっていると業界用語といいますがそれなりの専門用語っぽいのがあります。

私がよくわからなかったのがこれ

「撞木」しゅもく と読みます。

居合では足の位置を表すときに使います。
いわゆるTの字です。

もともと撞木はお寺とかにある鐘を突く棒です。あれを撞木といい、あれがTの字なのでそれを撞木と呼ぶようになりました。
(随分昔の掲示板でも書きましたが。。)

今でもちょっと違和感があるのが

「ぬすむ」 偸む?盗む?

これも足の位置を表しているようです。
片方の足の前にもう片方の足を送ることっぽいことは教えてもらっているときのニュアンス的にわかるんですが、辞書にもそれらしいのが書いてない。
しかもなんとなく撞木に近い気が。

誰か私を納得させてください。

 

第47話 蹲踞

コラムの佳境です。
かじです、こんにちわ。

時々、居合用語辞典を眺めます。
我ながらまずまずの出来。と思ってます。

そこで、蹲踞(そんきょ)に目がとまりました。
一応、内容は

気を付けの姿勢から膝を曲げて上体を前にかがむ事無く起こしたまま爪先立ちの上体で踵に尻を乗せる。
そのときに膝は開いている。

こんな風に書いてあります。
内容はわかった、でもなんで蹲踞っていうんだろう。

Google先生に聞いてみました。

蹲踞は「つくばい」とも読み、茶事のとき、茶室に入る前に心身を清めてから席入りする為の施設だそうです。

竹でできた水道みたいなのから水が流れててそれを受けてるあの石です。でかい石で水がたまってるやつです。

そこの水で手を洗うときの姿勢から来ているとか言われているようでした。

蹲う(つくばう):平伏する。這い蹲うのつくばうですね。
踞む(こごむ):しゃがむ状態を言うみたい

分解するとこんな意味があり、しゃがんで礼をする事を指すようです。

剣道、相撲をやらないとおそらくこの言葉には出くわしそうにないですね。
居合も蹲踞って無いですが、この間の剣道型の時は蹲踞がよくわからなかった方もいるんではないでしょうか。

読めるけど書けない蹲踞でした。

 

第46話 国技

更新しようと思ってて随分経ちました。
やっと3段になりました、かじです、こんにちわ。

最近国技といわれる相撲がだいぶ世間を騒がせているようで。

そもそも国技ってなんですかね?

どうやら厳密に定められているようなものは無いようですね。

相撲から国技を剥奪とかどこかに書いてありましたが、財団法人の法人格を取り消すということで国技を剥奪うんぬんはどこにもなさそうです。

両国国技館っていう名前が出来てから相撲は国技だとか言われているようで、そもそも興行収入を目当てにしたものを国技と呼ぶには日本人には違和感があるようです。

でも、学校の授業で学ぶ武道の中には剣道、柔道、相撲があり、この3つが国技と認識されているという線が濃いみたいです。

あんまりとやかく言うのはあれなんで、この3つが国技って事でいいんじゃないですかね。

新渡戸稲造いわく、この国は武士道で道徳を学んでいるんで、剣道家のみなさん、どこかの相撲部屋みたいな「かわいがり」とかやっちゃいけませんよ。

今日はあんまりまとまらない。