第16話 日本の政治

先日お話した中で出てきた吉田松陰(よしだしょういん)についてお話しようと思います。

教科書でも出てきているのでだいぶご存知だとは思います。
明治維新に生きた学者です。佐久間象山の弟子で、かなりの秀才だったようです。

叔父の設立した松下村塾を引き継いで主催し、主な門下生には高杉晋作、伊藤博文、山県有朋など、後の日本の舵をとる人物を排出している。

松陰は海外へ密航しようとして失敗し、自首して野山獄(のやまのごく)に幽閉される。

松陰はただ幽閉されるにとどまらず、そこにいる囚人に講義をし始めたのです。
みずからが孟子を説くだけでなく、他から、俳句が得意な者には俳句を、書道が得意な者には書道を、というように各自が得意なものを他の囚人に教えることを提案し、実施した。

このような松陰の働きかけで野山獄からでることができ、松下村塾が運営されました。

松下村塾はわずか2年あまり。
門下生が実際に学んだ期間はほんのわずかだったといわれています。

そのわずかな期間であれだけの優秀な人材を輩出し、この日本を変えたのです。

松陰は老中の暗殺計画を企て、斬首されてしまいますが、その生き様は筋が通っています。

処刑人は囚人の名前もしらされずに斬るので斬った人間は覚えてないらしいですが、松陰は印象に残ったそうです。

それから攘夷倒幕が進んでいって、松陰にゆかりのある人物が斬られたりしましたが、時代の波には勝てず、今の日本があるように幕府は倒れます。
(佐久間象山は河上彦斎に。池田屋事件で新撰組に数名が斬られてるはず。)

私は直接彼に学んだわけではないですが、彼の生き方は非常に感銘受けました。

辞世の句
「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」

選挙もこんな人物がいれば悩まないんですがね。

今日はちょっと武道とは離れましたが、幕末のお話ということで。

↓参考文献
吉田松陰
徳富 蘇峰 (著)

 

 

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